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日本テレビで視聴率操作
日本テレビの番組プロデューサーが、ビデオリサーチ社の視聴率モニターとなった世帯に番組を見ることを依頼し謝礼を払っていたことが24日明らかになった。同社の萩原敏雄社長は同日午後、東京・汐留の本社で会見し、事実関係を認めて謝罪した。
同社によると、このプロデューサーは信用調査会社を使って視聴率モニター世帯を12,3世帯割り出し、昨年7月から今年2月までの間に、自らが制作にかかわったバラエティー番組など少なくとも6本を見るように頼んだ。1番組ごとに1世帯当たり、5000円から1万円分の商品券を謝礼として郵送したという。
視聴率モニターは全国が対象。ビデオリサーチ社が地区別で選ぶが、モニター世帯の名前はトップシークレット。放送局関係者が除外されるなど厳密に運用されている。関東地区では常時、600世帯に決まっている。
「放送業界のすべての皆さまにおわびしたい。激しい怒りと深い悲しみを覚える」。視聴率操作が発覚した日本テレビの新本社では24日夕、萩原敏雄社長ら幹部三人が記者会見し謝罪。身内の不祥事への怒りに身を震わせた。
視聴率調査の対象世帯を狙い番組の視聴を依頼。謝礼まで払っていた前代未聞の醜聞。同日午後四時すぎから始まった会見には、報道陣約百人が押し掛け、動機などを追及する質問が相次いだ。
応答した萩原社長は沈痛な表情で、身内の不祥事ながら「視聴率調査の公正さを損ねた罪は重い。番組制作者に対する卑劣な裏切り、冒涜だ」とコメント。
「背景に視聴率競争があったのでは?」との質問には、「番組を見てほしいと思うのは制作者なら当然だが、悪い意味の視聴率至上主義であるなら責任を感じる」と、力なく話した。
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