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タトゥー、学園祭に飛び入り


再来日したロシアのお騒がせデュオ「t・A・T・u」が26日、東京・文京区の文京学院大学の学園祭に飛び入り参加し、日本で初ライブを行った。ステージ終盤では、ジュリアとレナが7秒間のディープキスを交わすなどノリノリ。 大歓声の中で2曲を熱唱し、約400人の学生との交流を楽しんだ。 スタッフから「ロシアからスペシャルゲスト、タトゥー」と紹介された二人が小型のビデオカメラを持って現れると場内は興奮のるつぼと化した。タトゥー登場を知らされていなかった観客は大絶叫。 カメラ付き携帯電話のフラッシュが一斉にたかれる中でライブが始まった。 日本の同世代のファンと直接触れ合いたいというタトゥーサイドの要望から再来日前日の24日に緊急決定。6月の初来日の際には、生放送のテレビ番組をドタキャン。カラオケボックスで報道陣には歌を披露したものの、今回がファンに向けての初めての歌声となった。 二人は「みんなのために歌います」と「ショー・ミー・ラブ」「ノット・ゴナ・ゲット・アス」を熱唱。デビュー曲「オール・ザ・シングス・シー・セッド」をロシア語で、観客と合唱すると「みんなこんな簡単にロシア語ができてビックリ」と大喜びだった。 トークコーナーでは「みなさんの愛を私たちに見せて。素晴らしいキスを見せてくれたら12月のコンサートの大きなスクリーンに映します」と提案。女と女、男と男、そして男と女の3組のカップルをステージに上げキスを強要。最後は「本当のキスはこうだ」といわんばかりに7秒間の濃密なキスを交わした。 約25分間の仰天ステージ。同大学の林寛美教授も「キスはお客さんを喜ばせたいというサービスの一環でいいんじゃないでしょうか」と無事に終わってほっとした様子。 また、27日に予定されていた初来日公演のスポンサーの大塚製薬の訪問は同社の「警備上の問題」でキャンセルになったが、滞在中はテレビとラジオの5番組以上に出演。29日に帰国する予定だ。

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