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渡辺謙、アカデミー賞逃す
映画界最大の祭典、第76回米アカデミー賞の発表・授賞式が、29日午後5時半からロサンゼルス・ハリウッドのコダック・シアターで始まった。 助演男優賞には、有力視されていた「ミスティック・リバー」のティム・ロビンスさんが選ばれ、「ラスト サムライ」で日本人俳優としては37年ぶりにアカデミー賞候補になっていた渡辺謙さんは、受賞を逃した。 明治初期の日本を舞台にした「ラスト サムライ」で、渡辺さんは政府の近代化に抵抗する武将・勝元を熱演。威厳に満ちた風ぼうと堂々たる演技で、米国では主要な映画賞で助演男優賞候補となり、知名度も一気に高まったが、“前哨戦”のゴールデン・グローブ賞に続いてオスカー受賞も果たせなかった。 渡辺さんはこの日、落ち着いた笑顔を浮かべながら会場入り。会場前に敷き詰められた赤じゅうたんに立って、報道陣に英語で「大きな、得難い体験です」と語った。候補者席でも笑顔を見せていたが、発表の瞬間はさすがに表情を引き締めた。

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