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国民年金未納問題で江角さんが謝罪
「CMに出演しながら加入しておらず、ご迷惑を掛けました」−。
国民年金保険料の未払い問題で、女優の江角マキコさんは26日、東京都内のホテルで会見を開き、謝罪した。
一応の区切りをつけた形だが、広告に起用した社会保険庁への批判は強まっており、保険料の無駄遣いなどの失態も加わって当分、逆風は収まりそうもない。
詰め掛けた記者団を前に江角さんは「波紋の大きさに驚き、反省している。(若者の年金離れなど)悪い影響が出ないよう願うしかない」「これからは保険料を払い続ける」などと、硬い表情で釈明した。
税金や社会保険料の支払いは税理士に委託しており、指摘を受けるまで納付していたと思い込んでいたという。また、確定申告では、保険料を納付したとして社会保険料控除を受けており、数日中に修正申告を行うことも明らかにした。
社会保険庁の相次ぐ不手際に、坂口力厚生労働相は25日、「緊張感を持って不適正な事例を起こさないように」と異例の綱紀粛正を指示。同庁は、広告代理店や所属事務所と善後策を協議しているが、保険料から6億2000万円を費やして納付を呼び掛けた広告が「かえって逆効果になるかもしれない」と、頭を抱えている。
「一番大事な所に行きたいが、入り口に大きな石があり、それをのけて中に入らなくてはいけない状況だ」。厚労相は26日、ため息をついた。年金制度改正関連法案の国会での本格審議を前に、社会保険庁事務費の流用問題や学生無年金障害者訴訟の違憲判決など、次々と火の粉が降り掛かる現状を嘆いた。
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