ざっくりかん
岡本依子、アテネ五輪出場へ
国内競技団体の分裂でアテネ五輪テコンドーの選手派遣が危ぶまれていた問題で、日本オリンピック委員会(JOC)は5日の幹部会で、女子67キロ超級で出場枠を獲得しているシドニー五輪銅メダリストの岡本依子を個人資格で派遣する方針を決めた。今後、理事会で正式決定し、国際オリンピック委員会(IOC)と世界テコンドー連盟(WTF)の承認などの手続きを経て最終的に決まる。
これを受け、韓国合宿中の岡本は所属先を通じ「本当ならば大変うれしい。五輪で金メダルを取れるよう頑張る」とコメントした。6日にはソウルで記者会見する。
テコンドー界は全日本協会(衛藤征士郎会長)と日本連合(森喬伸会長)に分裂しており、JOCは3月31日までに両団体が統一しなければ選手を派遣しないことを理事会で決めていた。しかし、文部科学省などが岡本派遣を強く要請したことから再考。竹田恒和会長が1日に出張先のカナダでIOCのフェリ五輪統括部長と会い、「国内競技団体が存在しない場合は、国内オリンピック委員会が個人の資格で参加させることができる」との五輪憲章付則をよりどころとした派遣が可能との見解を得たため、方針を転換した。この日、IOCにこの見解の確認を求める文書を送付した。
竹田会長は「今回は特別な措置。決してルールを無視した決定ではない。これから他の競技団体にも説明して理解を求めたい」と話した。
動く面白がぞう