ざっくりかん
「一太郎」の販売中止命じる
松下電器産業が「アイコンの機能についての特許権を侵害された」として、パソコン用ソフト会社「ジャストシステム」に、ワープロソフト「一太郎」とグラフィックソフト「花子」の製造・販売の中止などを求めた訴訟の判決が1日、東京地裁であった。
高部真規子裁判長は特許権の侵害を認め、「一太郎」「花子」の製造・販売の中止と在庫品の廃棄を命じた。
ジャストシステムは控訴する方針。仮執行の申し立ては認められなかったため、判決が確定しない限り、販売は可能で、既にソフトを購入し使用している人にも、直接の影響は及ばない。
松下は、キーを操作しなくても、画面上の「ヘルプ」アイコンをクリックした後で「印刷」などのアイコンをクリックすれば、操作の説明が表示される機能を発明、1998年に特許を登録した。しかし、「一太郎」に同じ機能が組み込まれていたため、提訴した。
松下の特許は「アイコン」に関するもので、ジャストシステムは「『一太郎』で使われる『ヘルプ』などのボタンは画面上で移動させられず、アイコンではない」と主張した。これに対し、判決は「機能を絵文字で表示していれば、アイコンに当たる」と指摘した。
Doがぞう