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ライブドアとフジ、月内にも和解へ
ニッポン放送の経営権を巡って攻防を繰り広げていたライブドアとフジテレビジョンは月内にも和解し、資本・業務提携を結ぶ方向で最終調整に入った。
複数の関係筋が12日明らかにした。
資本面では、ライブドアグループが過半数を保有するニッポン放送株を実質的にフジテレビに譲渡し、フジテレビがニッポン放送を子会社化する。同時に、フジテレビはライブドアが行う第三者割当増資を引き受けて資本参加する方向だ。業務面の提携内容も詰めている。
フジテレビの村上光一社長とライブドアの堀江貴文社長が近く会談し、最終決断する見通しで、約2か月にわたる両社の攻防は、重大な局面を迎えた。
関係筋によると、ライブドア側はニッポン放送の株主総会で合併などの重要事項に拒否権を発動できる3分の1超を手元に残し、残りをフジテレビに譲渡する案を示している。
譲渡にあたっては、フジテレビがライブドアから直接買い取るのではなく、ライブドアの100%子会社で、ニッポン放送株を大量保有しているライブドア・パートナーズをフジテレビが買収することで、実質的にニッポン放送株を買い取る案が浮上している。
また、ライブドアがフジテレビを引受先とする第三者割当増資を実施し、フジテレビがライブドアの発行済み株式数のうち、最大15%程度を取得する方向で調整が進んでいる。
ただ、業務提携の内容については、双方の主張に隔たりがなおあるため、調整が続いており、今後、最終的な詰めを急ぐ。
ライブドア側は両社で合弁会社を設立し、フジテレビが制作するテレビ番組をライブドアが運用するインターネット向けに提供する案を示しているものの、フジテレビ側は著作権処理などの問題を挙げて難色を示している。
ライブドア側は当初、取得したニッポン放送株をフジテレビに譲渡する代わりに、フジテレビ株を一定割合取得する案をフジテレビ側に示していた。
しかし、フジテレビが強く反発したことに加え、ライブドアやニッポン放送の株価が下落する中で、早期の和解が望ましいとして、フジテレビの出資を受ける形での決着を目指すことにしたとみられる。
一方、フジテレビ側も、当初の目標通り、ニッポン放送を子会社化できる利点があるため、双方が歩み寄ったとみられる。
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