Doがぞう
またも元日本兵生存明らかに
フィリピン南部ミンダナオ島で、帰国を望んでいるとされる元日本兵2人のほかに、軍医だった男性も生存していることが28日わかった。
旧陸軍軍医の桜井令一中尉。生存が伝えられた陸軍第30師団の捜索第30連隊第3中隊の山川吉雄中尉と、同じく中内続喜上等兵の2人より北方の山中で暮らしていた。
桜井中尉は30師団第4野戦病院の歯科医で、兵庫県志方村(現加古川市)出身。住民の治療にも当たり、戦時中から現地で親しまれ、終戦後も重宝がられて反政府ゲリラなどの治療を続け、元日本兵グループのリーダー的存在。高齢のためジャングルを自由に歩き回ることが難しくなったが、現地残留を望んでいるという情報もある。
現地で3人に接触した関係者によれば、3人は現地風の名前を使い、健康状態は良好で、記憶もしっかりしている。互いに連絡を取り合っているという。
偽名を使う理由を「見つかれば軍法会議にかけられ、処刑される」と説明したため、そのような事態にはならないと説明しても、すぐには信用しなかった。ただ、本心は帰国を望んでおり、「帰国に協力するから」と説得して本名を明かしたという。
桜井さんの小学校時代の知人の男性(90)によると、桜井さんの実家は麹店を経営していた。現在は家も取り壊され、親類も残っていないという。
ざっくりかん