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しめやかに二子山親方の協会葬
先月30日に55歳で死去した大相撲の元大関貴ノ花の二子山親方(本名花田満)の日本相撲協会葬が13日、東京都墨田区の両国国技館でしめやかに営まれた。
葬儀委員長の北の湖理事長、横綱朝青龍ら関取、親方のほか、プロ野球ソフトバンクの王貞治監督、自民党の安倍晋三幹事長代理ら各界の関係者約800人が参列、故人の冥福を祈った。ファンら一般の弔問者約4000人も焼香し、「角界のプリンス」の早過ぎる死を惜しんだ。
喪主を務めた二男の貴乃花親方は協会葬後に記者会見し「たくさんの方に見守られ、亡き師匠の心に響く葬儀になった。天国で笑って見てくれている様子を心に浮かべて指導します」と神妙な表情で話した。
二子山親方の死去後、若乃花、貴乃花兄弟の確執が浮き彫りになっている。長男の花田勝氏も参列したが、兄弟が言葉を交わす場面はなかった。この日もワイドショーのリポーターら報道陣が多数詰め掛けた。
協会葬は1996年12月に亡くなった鏡山親方以来で、9年ぶり22度目。
故二子山親方の長男、花田勝氏は日本相撲協会葬で喪主の貴乃花親方夫妻に続いて焼香し、葬儀が終わると無言で車に乗り込んだ。
報道各社にはファクスでコメントを出し、「生前の姿が脳裏に浮かび、胸が詰まる思いで過ごしております」と心情をつづった。兄弟間の確執などがワイドショーや週刊誌で大きく取り上げられていることについては「ファンの方々に申し訳ない。花田家を守らなければならない立場にある、私の不徳の致すところ。こうしたことで世間を騒がせることは父も望んでいないに違いありません。今後もこの件に関するコメントは控えさせていただくつもり」とした。
二子山親方の実兄で師匠でもあった花田勝治氏は、報道陣の問い掛けに「ほっとしました」とだけ話し国技館を後にした。
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