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久米宏司会「A」打ち切り決定
久米宏キャスターが司会を務める日本テレビの日曜夜の情報バラエティー「A」が26日の放送を最後に終了することが20日、明らかになった。4月17日にスタートしたばかりで、久米氏の1年ぶりのテレビ復帰番組として注目されていた。しかし初回から視聴率が伸び悩み、これまで10回分の平均は約7.7%。傷がこれ以上深くなる前の撤退となった。 日本テレビは20日、「A」の打ち切りに関し「現時点で何もお答えできることはない」としたものの、既に出演者側に番組の終了を連絡。番組に携わってきた制作会社にも打ち切りを伝えてある。 番組のテーマは「アジア」で、開始当初はスタジオとアジア各国をインターネットでつないでいた。日曜午後7時58分スタートのゴールデン枠にもかかわらず、スタート以来、視聴率は1ケタ台を推移。度重なる企画変更もむなしく2ケタに乗ったのは5月15日(10.3%)の1回のみ。ゴールデンの番組としては惨敗した。 それでも日本テレビが三顧の礼で久米氏を迎えた経緯に加え、早期撤退は久米氏のタレント生命に直結する恐れもあるだけに、改編期の9月での終了など“軟着陸”も模索されてきた。 日テレ側の苦悩を裏付けるかのように、先週末の時点では7月2週目までの放送が編成されていた。 番組終了の決定打となったのは19日放送分の視聴率。日テレ上層部が番組を存続させるかどうかの最後の判断材料としていたが、結果は6.7%。NHK大河「義経」(20.9%)など同時間帯の全番組に敗れた。 久米氏はテレビ朝日の「ニュースステーション」終了後、1年間休養。「A」で華々しく復帰した。久米氏の起用は同局上層部の意向が強く反映したものであり、制作現場レベルの発案ではなかった。同局の関係者らからは「初めに久米氏ありきで、制作現場には後から企画を練るよう指示が下りてきた。本末転倒。うまくいくわけなかった」との声が漏れた。

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