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阪神 村上ファンドの要求完全拒否
阪神電鉄は5日、村上ファンドからの「球団上場」「球団社長交代」などの具体的要求を完全に拒否するとの声明を発表した。同時に具体的な対抗策づくりに着手。一方、村上ファンドは阪神電鉄の経営権獲得に向けて株式の過半数取得の動きを引き続き展開している。 阪神電鉄経営陣が、ついに対応策の具体的な検討に着手した。約1000億円を投じて株の約38%を手にした村上ファンドは、阪神電鉄に対して「阪神球団の上場」「球団社長に大物経済人の起用」「選手のやる気を高めるためストックオプション制の導入」など、球団価値を高めるための提案を書面で提出。これを受け、電鉄広報部では「提案は前日受けた」と説明。午後になって提案を完全に拒否するとの声明を、阪神ファンと村上ファンドに向けて発した。 「当社としては、タイガースを永年はぐくんできたし、いま、ファンの皆さまをはじめ、多くの方々に支えられていると感謝している。基本的に、タイガースを上場することは考えていない」 阪神電鉄は声明発表と同時に買収防衛策の検討に着手。大和証券SMBCと財務アドバイザリー契約を結び、第三者割当増資などで発行株数を増やし、ファンドの影響力を下げる作戦や、阪神支援の立場を打ち出した関西経済連合会への協力要請など、考えられるあらゆる策を打つ構えだ。 一方、村上ファンドはさらに資金を投入して、経営権の掌握に向けて、50%超えの株確保の動きを続けている。阪神の対抗策については「経営陣の保身ではないか」と法廷闘争も辞さない構え。 阪神・久万俊二郎前オーナーは本紙の取材に「38%というのは相当強い。でもウチは球団に対する愛情は強い。いざという場合は金に勝つ可能性もあると思う」とチームへの思いを語った。

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