ざっくりかん
女性天皇容認で一致
小泉純一郎首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」(座長・吉川弘之元東大学長)は25日、首相官邸で会合を開き、安定的な皇位継承を維持するため、継承資格を女性や女系皇族に拡大することを基本に、最終報告書を取りまとめることで一致した。
継承順位の結論は出なかったが、有識者会議として「女性天皇」を容認。政府は11月末にも提出される最終報告書に基づき、皇室典範改正案を来年の通常国会に提出する方針。同改正案が成立すれば「男系男子」に限定していた皇位継承制度の抜本的な見直しとなり、皇室の在り方に大きな影響を与える。
会議はこれまでの協議で、男性皇族が40年近く誕生していない現状から、現行の継承制度では「近い将来に継承者がいなくなり、皇室制度を維持できなくなる」との認識で一致した。
継承順位について同会議メンバーは、天皇の長子を優先する方針を固めているが、一部学者らの間では直系の兄弟姉妹間で男子を優先することを求める声も根強いことから、国民の理解を得るため十分な議論を行っていくことにした。
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