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チリ、フジモリ元大統領の保釈申請を却下
チリ最高裁は8日、当地で拘束されたペルーのフジモリ元大統領の保釈申請を退ける決定を下した。 最高裁のミゲル・ゴンサレス報道官は、その理由として、両国間で締結している引き渡し協定が最長2か月までの拘束を認めていることを挙げた。これにより、今後の焦点は、ペルー政府の証拠書類提出を受けて始まる引き渡しの是非を巡る最高裁審理へと絞られた。 チリ最高裁はフジモリ政権崩壊後、同国に逃げ込んだフジモリ派に対するペルー政府の引き渡し要請を再三、拒否してきた。 フジモリ氏の拘束については、同氏の「誤算」との見方もあるが、一方で、こうしたチリとの関係を十分に研究して練り上げた“捨て身戦術”との見方も出ている。 フジモリ氏の広報担当者カルロス・ラフォ氏はロイター通信に対し、「現在起きていることは入念に練られた戦略の一部。フジモリ氏は帰国に向け計画を実行している」と述べた。 元大統領という大物だけに、チリ側がこれまでのように引き渡し拒否の結論を出すかどうかは予断を許さない。だが、世界の注目を集め、第三国の法廷で、フジモリ氏が事実上の無罪判決を勝ち取った場合、フジモリ批判を政権維持の最大のよりどころとしてきたトレド政権にとって大きな痛手となる。

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