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皇位継承 男女問わず長子優先
小泉首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」は21日の第16回会合で、皇室典範の改正に関する報告書の概要を決めた。女性・女系天皇を認めるとともに、皇位継承順位は、男女を問わず出生順に決まる「長子優先」とすることで一致した。女性皇族が結婚後も皇室に残り、宮家を創設できるようにすることも決めた。24日に小泉首相に報告書を提出する。これを受け、政府は来年の通常国会に皇室典範の改正案を提出し、成立を目指す方針だ。
吉川座長は21日の会合後の記者会見で、皇位継承順位を「長子優先」とする理由について、「国民が、(長子を)将来の天皇として、幼少のころから期待を込めて見守ることができる。安定性も優れている」と述べた。最後まで検討対象になっていた「兄弟姉妹間での男子優先」案に関しては、「(女子が先に生まれた場合)皇位継承者が不確定な期間が長くなる。不安定な制度は好ましくない」と結論づけた。
有識者会議の結論通りに皇室典範が改正された場合、皇太子ご夫妻の長女の愛子さまの皇位継承順位は、皇太子さまに次いで2位となる。
また、現在は、女性皇族が一般男子と結婚した場合、皇籍を離脱しなければならないと定めているが、有識者会議は、結婚後も皇室に残ることを認めた。皇位継承者を安定的に確保するのが目的だ。女性皇族と結婚した男性も皇族となるとした。
天皇の姉妹や子、孫にあたる内親王には、本人の意思に基づく皇籍離脱は認めない。ただ、皇族が増えることで皇族費の増加が懸念されることから、皇室会議が、内親王の皇籍離脱を決めることはできる。
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