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フジテレビ ライブドア買収を検討
フジテレビが、新経営体制に移行したライブドアに対し、買収も選択肢の1つとして抜本的な支援策を検討していることが25日、明らかになった。堀江貴文容疑者らがライブドアの経営から手を引いたことをフジの日枝久会長は評価。平松庚三社長ら新経営陣との協議を進め、法令順守と企業統治体制が確立されたと判断できた時点で、具体策を打ち出す。
ライブドアが昨年、ニッポン放送株を大量に取得し、フジは「押しつけられた形」(幹部)で、放送と通信の融合への業務提携をスタートさせた。今後は、主導権を握りながら、知名度が高いポータルサイトなどライブドアの資産を有効活用し、融合を推進する方法を探る。
フジは、ライブドアの発行済み株式の12.75%を保有し、17%超を持つ前社長の堀江容疑者に次ぐ第2位の大株主。昨年440億円を出資し取得した株式は、東京地検の強制捜査を受けて急落し、25日には250億円を上回る含み損を抱えた。
フジは、事件の発覚当初は資本の引き揚げも検討した。ライブドアは現在、イメージ悪化から顧客や提携先離れが進んでいるが、フジには、支援姿勢をはっきりさせれば、信用と業績の回復が図れるとの読みもある。
株式が上場廃止に追い込まれたとしても、追加出資や株式の公開買い付けによって、経営に深く関与することは可能だ。業績が回復して再上場できれば、これまでに抱えた損失の回収も十分可能になる。
フジの日枝会長は25日夜、ライブドアの平松社長から近く会いたいとの申し出があったことを明らかにした。ライブドアの現状について「株もあるし、現預金もあるんでしょう。再建しようという人が集まって、新経営陣が出来上がった」と評価している。原則としてライブドアグループを一体で支援していく方針。一方で、傘下の一部企業については売却も検討するとみられる。
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