ざっくりかん
木村建設社長ら、きょうにも聴取
耐震強度偽装事件で、警視庁などの合同捜査本部は、木村建設の木村盛好社長ら同社幹部を、17日にも一斉に事情聴取する方針を固めた。
木村建設には、決算を実際より良く見せかけ、虚偽の財務内容を国土交通省に報告した建設業法違反の疑いが浮上している。
捜査本部は月内にも同容疑での立件を目指す一方、同社が施工したマンションやホテルに関し、姉歯秀次元1級建築士による強度偽装を把握した時期などについて、詳しい説明を求めるものとみられる。
木村社長のほかに事情聴取を受ける幹部は、篠塚明元東京支店長など。捜査本部では、同社の本社がある熊本県内や東京都内の警察施設などへの出頭を要請した模様だ。
木村建設は、国や都道府県が公共工事の発注先の企業に対して行う経営事項審査で、業績を偽った決算書類を提出した疑いが持たれている。捜査本部では、決算を粉飾することで、工事を受注しやすくしようとした疑いがあるとみている。
木村建設は、強度不足のマンションを販売した開発会社「ヒューザー」と、ホテルの開業を指導したコンサルタント会社「総合経営研究所(総研)」がかかわった物件の多くで工事に携わっていた。
木村建設は低コストを売り物にこれらの物件を受注しており、捜査本部では、姉歯元建築士による構造計算書の偽造行為との関係について、同社の幹部らから詳しく事情を聞く方針。
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