動く面白がぞう
大毅は判定勝ち、観客が乱闘
プロ6戦目に臨んだ「亀田3兄弟」の二男・大毅が、WBC世界Sフライ級の元ランカー、バレリオ・サンチェスに流血する苦闘の末、2-0の判定で辛勝した。現在、都内で開催されているWBA総会の公式行事の一環で催されたこの試合には、要人も観戦。試合直後には一連の“亀田家バッシング”の余波から観客同士の大乱闘騒ぎが勃発。日本ボクシング界の信用を揺るがした。
得意の“大ちゃんフック”を何度当てても、36歳のベテランを倒せなかった。大毅が苦戦した。5回以降は経験豊富な相手の逆襲を受け、手数で圧倒される場面も。いずれも日本人が務めた3人のジャッジの採点は2人が77-76の1ポイント差で亀田の勝ちで、残る1人は引き分け。2-0の判定勝ちでデビュー以来無傷の6連勝(4KO)となったが、表情はさえなかった。
プロ2戦目以来の判定勝ち。KO勝利した直後のリング上で熱唱するパフォーマンスも披露できなかった。6回にはプロになって初めて相手のパンチで右目上をカットして流血。3回には鼻血も滴らせた。プロ39戦目の相手に初めて苦闘を経験した。「相手はオレの5倍以上のキャリアがあった。それでもここまでできたのは自信になった」。年内に現役世界ランカーとの対戦を計画していた金平会長は、「次は未定」と“軌道修正”を口にした。
脱力系テキスト