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プロ断念で4600万円賠償命令
交通事故の後遺症でプロ野球への道がほぼ絶たれたとして、元白鴎大硬式野球部員の渡辺孝治さんが、事故を起こした栃木県の男性会社員らに約6700万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、宇都宮地裁が8日、男性らに約4635万円の支払いを命じたことが11日、分かった。
原道子裁判官は判決理由で、当時、2年だった渡辺さんは大学野球リーグ戦で首位打者や最多盗塁などを記録、プロ野球8球団のスカウトが視察に来ていたと指摘。「事故による歯の損傷で食いしばる力が落ち、走力や打率などが低下しプロからドラフト指名を受けられなかった」と、後遺症の影響を認めた。
判決によると、2000年1月9日夜、宇都宮市の県道で男性の乗用車がセンターラインを越え、渡辺さんの乗用車に衝突。渡辺さんは歯を16本折るなどの重傷で後遺障害が残った。
渡辺さんは現在、群馬県で社会人野球を続けている。渡辺さんの父は「プロに行けなかった息子の悔しさを酌んだ妥当な判決」と話した。
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