ざっくりかん

村上被告が無罪主張
村上ファンドによるニッポン放送株のインサイダー取引事件で、証券取引法違反罪に問われた前代表村上世彰被告と同ファンド投資顧問会社の初公判が30日、東京地裁(高麗邦彦裁判長)で開かれた。村上被告は「検察官が読んだ起訴事実について無罪と確信している」と述べ、「ニッポン放送株は以前から買い進めていた。ライブドアの大量買い付け情報を入手し、それを念頭に置いて買い進めたものでは決してない」とインサイダー取引を否定した。 起訴状などによると、村上被告は2004年11月8日ごろ、ライブドアが5%以上の同放送株取得を決定したとのインサイダー情報を入手。翌9日から昨年1月26日にかけて、同放送株約193万株を約99億5000万円で買い付けた。その後、売り抜けて得た利益は約30億円とされる。 初公判では、罪状認否や検察側、弁護側双方の冒頭陳述などの後、検察側証人のLD元取締役宮内亮治被告を証人尋問する。 村上被告は今年6月に逮捕、起訴された。捜査段階で起訴事実を認めたが、保釈後に検察側から開示された証拠などを検討し、否認に転じた。 東京地裁は公判前整理手続きを適用。争点はLDが同放送株の大量取得を決定し、村上被告に伝えた時期や村上被告が株を買い付けた目的、自白調書の信用性など7点に絞られた。 また来年4月末まで計29回の公判で集中審理する日程も決まり、判決は来年夏にも言い渡される見通し。

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