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K-1シュルト連覇
K-1ワールドGP2006決勝戦が2日、東京ドームで行われ、“絶対王者”セーム・シュルトが史上4人目となる連覇を達成した。決勝では壮絶な接近戦を展開し、ピーター・アーツに判定勝ち。来年は史上初の3連覇に挑む。また、引退を宣言していたアーネスト・ホーストは準決勝でシュルトに敗戦、花道を飾ることはできなかった。 こわばっていた表情が一気に崩れた。勝ち名乗りを受けたシュルトは、コーナーポストに上がり両手を高々と突き上げ、そして、雄叫びを上げた。 「連覇を達成できてうれしい。強い相手ばかりだったけど3試合すべてでいいパフォーマンスを見せることができた」 準々決勝でバンナ、準決勝でホースト、そして決勝ではアーツとK-1の歴史に名を残すつわものをなぎ倒して頂点に上り詰め、いとおしそうに腰に巻かれたベルトを見つめた。 プレッシャーはあった。その強さから“絶対王者”と呼ばれ周囲からは常にターゲットにされた。今年初めには主催者側がルールを改正。クリンチを厳しく取り締まるようになりシュルトも戦術の変更を余儀なくされた。3月のアーツ戦、6月の崔洪万戦は新ルールへの対応が間に合わず判定負けを喫した。しかし、3カ月間で見事に修正し、開幕戦ではブレギーに1回KO勝ち。この日も派手な勝利はなかったが前蹴り、ひざ蹴りを有効に使い危なげなく白星を3つ重ねた。

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