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加藤茶 生還の「加トちゃんペ」
10月末に体調不良を訴え、入院したタレント・加藤茶が25日、都内で会見し、6日に約10時間にも及ぶ大動脈の大手術を受けていたことを明らかにした。手術は成功し、経過は良好で29日にも退院する。今後、しばらくは体力回復とリハビリに専念するが、会見では持ちネタの“加トちゃんペ!”を披露し、仕事復帰に強い意欲を見せた。 来春復帰に意欲 死の淵から生還した加藤が、精一杯の“加トちゃんペ”で回復をアピールした。体重は63キロから53キロへ10キロもダウンし、ほおはこけ、帽子からはみ出した髪にも白髪が目立った。それでもはっきりした声で「元の加藤茶に戻るまで少し待って。健康になったら死ぬまでバカを通す」と宣言。鼻下に指を当てるポーズでおどけてみせた。 体調不良を訴えたのは10月24日。同26日の精密検査で、かつて俳優・故石原裕次郎さんを苦しめた同じ病気「Stanford A型大動脈解離」と診断された。大動脈の内側が裂ける大病で同30日に入院した。 手術では体温を23度まで下げ、心臓を2時間54分も止めた。大動脈3本を人工血管に換え、冠動脈をバイパス手術。加藤の心臓には、05年に受けた冠動脈狭窄症の手術でステントが6本付いており、オペは9時間56分に及んだ。 術後は7日間、IOCに入り、「2週間、生死をさまよった。死んでいても仕方ない病気だった。生かされていると思った」とうなずいた。現在も元妻と3人の子供の献身的な介護を受けているが、階段の上り下りは苦しく、歌うのも困難なほど体力は低下。「(芸の)構成を変えないと。今までと違う加藤になるかも」と神妙な顔つきで話した。 「もう1回、一緒に仕事しよう」-ドリフターズの仲間から届いたメッセージに応えるためにも、加藤は来春ごろの復帰を目指すという。

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