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ホワイトカラー・エグゼンプション導入へ
生労働相の諮問機関、労働政策審議会分科会が27日開かれた。労働時間規制を撤廃するホワイトカラー・エグゼンプション(適用除外)の導入を求める報告書をまとめた。管理職の一歩手前で一定の年収があるなどの条件を満たす人が対象者。働く時間の裁量が広がる一方で、残業代が支払われなくなる。 労働者側の委員は「長時間労働を助長する」と最後まで反対したが、押し切られる形での結論。報告を受け、厚労省は労働基準法の改正案を来年の通常国会に提出する方針だ。与党内で世論の反発を懸念する声も出ており、今後の調整が難航する可能性もある。 報告書によると、、エグゼンプションを「自由度の高い働き方にふさわしい制度」と規定。管理職手前にふさわしい年収のほか〈1〉労働時間で成果を評価できない業務〈2〉重要な権限と責任を伴う地位―などを対象者の要件とした。健康確保のため週2日分以上の休日確保を企業に義務付け、違反した場合は罰則を科すとした。 年収要件の具体的な数字は分科会であらためて審議し、政省令で定める予定。 エグゼンプションの対象にならない一般労働者の長時間労働を抑制するため、残業代の割増率を「一定率」引き上げることも要請。 企画立案部門の労働者を対象に、実際に働いた時間と関係なく一定時間働いたとみなす「企画型裁量労働制」に関しては、中小企業に限って条件を緩和するよう求めた。

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