ざっくりかん
胴体着陸、機長は「冷静沈着」
「決められた通りにやりました」。前輪が出なかった全日空1603便ボンバルディア機を高知空港に胴体着陸させた今里仁機長は、着陸後、会社に対しこう冷静に報告したという。
全日空によると、機長は別の航空会社勤務を経て1996年に入社。2003年から機長を務め、総飛行時間は約7900〜8000時間だった。事故を起こしたDHC8-400型機での飛行時間は900時間弱で、「十分な経験」を備えていた。機長を知る人によれば「冷静沈着な人物」という。機長は大阪空港を離陸して約1時間後、「前輪が下りないため、地上と連絡を取り合いながら原因を究明しています」とアナウンス。
後輪を滑走路に接触させ衝撃で前輪を出すため「タッチアンドゴー」を行ったが、成功しなかったため、「緊急着陸します」と告げ、胴体着陸に踏み切った。最悪の状況ながら1人のけが人も出ず、「前輪がないとは思えないほど衝撃が少なかった」と振り返る乗客もいた。
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