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ドラフト希望入団枠は来年廃止
プロ野球11球団の代表者会議が21日、東京都内のホテルで開かれ、大学生・社会人の選手が球団を自由に選べる「希望入団枠」を2008年のドラフトから廃止することで一致した。今秋のドラフトでは現行制度を暫定的に継続することが濃厚とみられる。これに対し、希望入団枠の即時撤廃を強く求めているアマチュア側は不信感を強めている。
約7時間半に及んだ会議では、今年から希望入団枠を廃止する意見が大勢を占めた。しかし、同枠の廃止にはフリーエージェント権取得期間の短縮などを伴うべきだと主張する巨人が、今季からの廃止に慎重論を唱えたため、合意に至らなかった。このため根来泰周コミッショナー代行が、08年3月までに希望入団枠を廃止した新たなドラフト制度を作り、同年秋から実施することを提案し、各球団が合意した。
12球団は今月5日の代表者会議で、現行制度を継続する方針を決めていた。しかし、西武のスカウトがアマチュア野球の2選手に「栄養費」の名目で現金を供与していた問題が9日に発覚。不正を生む原因となったとされる希望入団枠への批判が高まった。
13日の労組日本プロ野球選手会に続き、16日には日本野球連盟、全日本学生野球連盟、日本高校野球連盟のアマ3団体が撤廃を強く要望していた。
今回の決定を受けて、日本野球連盟の松田昌士会長が「中途半端な決定には失望している」とコメントを発表。また、高野連は21日、プロ側に電話で抗議するなど、アマ側は反発している。
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