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島田洋七、2度目の吉本退社
漫才コンビ「B&B」の島田洋七が5月末にも所属事務所の吉本興業を離れることが9日分かった。関係者によると、大ヒット中の自伝的小説「佐賀のがばいばあちゃん」の収益をめぐり、吉本側と衝突したことが原因とみられる。洋七は1979年に東京進出のため吉本を一度離れ、96年に復帰。2度目の契約解除となる。
洋七は「佐賀のがばいばあちゃん」を93年に自費出版。現在は海外版も含めて、シリーズ400万部を超える大ヒットとなっている。吉本を離れる原因は、この本をめぐる収益金などの問題。意見が衝突したことで“退社”を決意したといい、吉本も契約を解除する。
洋七の主張は、これまで舞台の合間に自身で文庫本のサイン会を開催するなど「コツコツ続けてきた活動でやっとここまで来た」。一方の吉本側は「いろいろ所属事務所としてサポートはしてきた」としており、折り合いがつかなかったようだ。
文庫版は1冊540円。単純計算でも400万部の売り上げは21億6000万円以上。1冊1000円の豪華本も販売。契約にもよるが、印税契約の場合なら、著者への配当は一般的に10%前後とされている。
また、「がばいばあちゃん」は昨年、映画化されて53万人を動員するなど単館系の邦画ではNo.1ヒットを記録。テレビドラマや漫画にもなった。洋七によると、09年にはアニメ映画として世界配給されるプランも進んでいる。
洋七は79年に吉本を離れて東京進出し、漫才ブームで大ブレーク。83年に解散した島田洋八とコンビを再び組んで96年に復帰している。関係者は今回の騒動に「B&Bについては今後どうなるか聞いてません」と困惑気味だ。
洋七は「がばいばあちゃん」の講演で全国を飛び回りながら、月に1週間の大阪・なんばグランド花月の舞台を務めてきた。5月末の契約解除以降も、すでに決定しているスケジュールについてはそのまま消化するという。
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