ざっくりかん

元AV女優の黒木香さん勝訴
94年に引退した元AV女優の黒木香さんが「近況を報じる週刊誌の記事でプライバシーを侵害された」として、発行元の小学館側に2200万円の賠償を求めた訴訟で、東京地裁は13日、170支払いを命じた。滝沢泉裁判長は「一般市民として暮らしている現在の私生活を興味本位に暴露する記事は違法」と指摘した。 黒木さん側の秋山亘弁護士は「引退後の『あの人は今』報道でプライバシー侵害を認めた判決は初めて。同種記事がすべて違法とは言えないが、本人の承諾は得るべきだ」と話した。 問題とされたのは「女性セブン」02年1月17日・24日合併号と「週刊ポスト」04年1月1日・9日合併号。盗み撮りした写真付きで黒木さんの近況を報じるなどした。同社側は「特異な芸能活動をした原告の近況は社会の正当な関心事」と主張したが、判決は「プライバシー情報の報道は正当な目的とは言えない」と退け、写真掲載も違法と判断した。

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