ざっくりかん
村上被告に懲役3年、追徴金11億求刑
村上ファンドによるニッポン放送株のインサイダー取引事件で、証券取引法違反罪に問われた前代表村上世彰被告らの公判が11日、東京地裁(高麗邦彦裁判長)であり、検察側は村上被告に懲役3年、罰300万円、追徴金約11億4900万円を、同ファンドの投資顧問会社「MACアセットマネジメント」に罰金3億円をそれぞれ求刑した。
検察側は論告で「村上被告が掲げる証券市場の改革とは懸け離れ、自らの利欲を満足させるために実行した前例のない計画的で悪質性の高いインサイダー取引。巨額の利益を得ており、反省の情も皆無」と指摘した。
村上被告は捜査段階で事実関係を認めたが、公判では一転して無罪を主張。弁護側が6月12日に最終弁論し、早ければ7月にも判決の見通し。インサイダー取引事件の判決で認められた追徴金の過去最高額は約1億1000万円。今回の求刑は過去最高とみられる。
動く絵文字