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大仁田議員が引退決めた理由
参院選に比例代表で出馬予定だったプロレスラー出身の大仁田厚参院議員が23日、1期限りでの引退を表明した。個人名でも投票できる「非拘束名簿」方式が初めて導入された01年の参院選では各党が著名人擁立に躍起となり、大仁田氏のほかタレントの大橋巨泉氏、大学教授だった田嶋陽子氏も当選したが、いずれも政党への失望を口にして既に国会を去っている。自民党は大仁田氏に代わり「ヤンキー先生」で知られる義家弘介氏を擁立する方針だが、著名人で集票を図る手法が改めて問われそうだ。 同日記者会見した大仁田氏は「参議院は首相官邸の人気取りの道具ではない」と切り出した。 引退の直接の理由は、安倍政権が主導した今国会の会期延長と、参院選の日程先送りに対する抗議だと説明。「国民が求めているのは付け焼刃で法案を通すことでなく、慎重審議だと思う。選挙目当てにウソをついてまで当選したくない」と強調した。 また、参院の存在意義について「3年くらい前から悩んでいた」といい、「衆院から降りてきたことをそのままやっていく。今回もそうだが『ハイ、そうですか』で通してしまっていいのか」と疑問を投げかけた。 01年選挙では個人名で46万票を獲得したが、「タレント議員」としての迷いもあったようだ。 「何百という選挙区に応援に行った。それがタレント議員の仕事みたいなもの。僕の映像はいつも委員長を守る場面ばかり。レスラーという偏見を打ち破ろうとしたが、自分の勉強不足を痛感することもあった」と語った。

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