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ベトナム双生児の兄 ベトさんが死去
ベトナム戦争で米軍が散布した枯れ葉剤の影響とみられる結合双生児として生まれ、「ベトちゃんとドクちゃん」の呼び名で親しまれた兄弟の兄、グエン・ベトさんが6日、肺炎などのため、ベトナム南部ホーチミンの病院で死去した。26歳だった。
脳症の後遺症で寝たきりだったが、最近、体調が悪化、肺炎に加え、腹部の出血などを併発していた。
1981年、ベトナム中部高原のザーライ・コンツム省で、農民の両親の間に誕生。出生時、兄弟は、背骨や、胃など消化器系の臓器は別々だが、下半身がつながった状態だった。ベトナム戦争中、同省では米軍による猛毒ダイオキシンを含む枯れ葉剤作戦が行われ、その影響とみられる。
88年、成功すれば奇跡といわれた分離手術が成功。治療のため訪日もしていた。しかし言葉を話したり、動き回ったりできる弟のドクさんとは異なり、手術前から患った脳症の影響で、寝たきりの状態が続いていた。昨年12月に結婚したドクさんの結婚式にも参加できずにいた。
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