ざっくりかん
オシム監督、脳梗塞で入院
サッカー日本代表を率いるイビチャ・オシム監督が16日未明、千葉県内の自宅で急性脳梗塞で倒れ、同県浦安市の順天堂大浦安病院に入院した。日本サッカー協会の川淵三郎会長が同日夕、東京都内で記者会見して明らかにした。
オシム監督は集中治療室で治療を受けており、同会長は涙で声を詰まらせながら「命を取り留めてほしい。かなり厳しい状況です」と容体を懸念した。
病院側は病状を明らかにしないが、この病気は一般的にまひなどの後遺症が出ることが多い上、再発の恐れを常に抱える。このためストレスが多く、長距離移動を強いられる代表監督業務に早期に復帰し、これまでと同様に指揮を執るのは難しいとみられる。
日本協会によれば、オシム監督は16日午前2時ごろに千葉県浦安市の自宅で欧州のサッカーの試合をテレビ観戦した後、2階に上がったところで倒れた。妻のアシマさんが事態に気付いたという。
日本代表はことしの試合予定を終えており、来年2月からの2010年ワールドカップ南アフリカ大会のアジア3次予選を控えている。
ボスニア・ヘルツェゴビナ出身のオシム監督は昨年のW杯ドイツ大会後の7月に、ジーコ監督の後任として日本代人目の外国人監督に就任。1990年W杯では旧ユーゴスラビア代表を率いて8強入りするなど指導者としての実績は高く評価されていた。
皮肉やジョークを交えた独自のコメントが人気を呼び、これらをまとめた著作「オシムの言葉」はベストセラーになった。サッカー界を離れてもその存在は注目を集めていた。
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