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ヒューザー・小嶋元社長に有罪判決
耐震強度偽装事件で、マンションが強度不足と知りながら販売して代金をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた開発会社「ヒューザー」の元社長、小嶋進被告の判決が25日、東京地裁であった。 毛利晴光裁判長は「マンション購入という一生に一度の大きな買い物をする被害者らの立場や心情に思いを致すことのない、エンドユーザー軽視の悪質な犯行」と述べ、懲役3年、執行猶年を言い渡した。弁護側は控訴した。 耐震強度偽装事件に絡んでは6人が起訴され、既に元1級建築士・姉歯秀次受刑者ら5人の有罪が確定している。 小嶋被告は2005年10月28日、神奈川県藤沢市のマンション「グランドステージ藤沢」の強度不足を認識しながら販売し、住民11人から、代金計約4億1000万円をだまし取ったとして起訴されたが、弁護側は「販売前日に部下に販売中止を指示した」などと全面無罪を主張していた。 判決はまず、小嶋被告が販売前日までに部下からの報告で、強度不足を認識していたと指摘。「何もしなければ被害者から代金をだまし取ることを認識し、かつ容認していたことは合理的に推認できる」と詐欺罪の成立を認定した。 その一方、判決は「被告には強い詐欺の故意があった訳ではなく、取引中止となれば耐震偽装の問題が一挙に広がってしまう気持ちの中で詐欺を容認した」とし、倒産回避の動機から詐欺を行ったという検察側の主張は退けた。 さらに、発端は姉歯受刑者による構造計算書の改ざんにあり、ヒューザーは被害者ともいえる立場にあることも否定できないなどとして、執行猶予付きの判決とした。

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