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大阪の名物食堂「くいだおれ」7月閉店
ある時は阪神ファン、ある時はワールドカップサポーター、またある時は喪服姿…。時代を映す衣装を着こなしたユニークな「くいだおれ人形」で知られる大阪・道頓堀の大型食堂「大阪名物くいだおれ」が7月8日に閉店することが8日、分かった。創業から約60年で「建物や設備の老朽化、周辺環境や時代の変化、家族経営の限界」が閉店の理由という。 関係者によると、人形を含めたブランドを第三者に売却する方向でも検討しているという。 「くいだおれ」は戦後間もない1949年6月、故山田六郎氏が「焼け野原となった道頓堀の復興に寄与しよう」と創業。店頭の機械仕掛けの等身大人形「くいだおれ太郎」は「道行く人にも楽しんでもらおう」と設置された。上方芸能の文楽人形がモチーフで、赤白ストライプの服に黒縁眼鏡で太鼓をたたくユニークな姿は、道頓堀のシンボルで観光名所として知られる。 日韓共催の2002年サッカーW杯の期間中はブルーの法被、翌年の阪神タイガースのリーグ優勝前には縦じまの法被など話題に応じた衣装に着替え、注目された。 閉店まで「さよならくいだおれフェア」を開く。店側は「道頓堀も大きく変わり、新しい時代になった。道頓堀で60年、そろそろ定年を迎え、お役目を終えたようです」と話した。

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