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光市母子殺害「死刑判決を待つ」
山口県光市の母子殺害事件で、殺人などの罪に問われた男性被告(27)に対する差し戻し控訴審の判決が22日に広島高裁で言い渡されるのを前に、遺族の本村洋さんが19日、光市内で記者会見し、「長い時間がかかったが、遺族全員の願いである死刑判決が出ることを信じている」と心境を語った。 この日午後8時から始まった会見にダークスーツ姿で出席した本村さんは、終始落ち着いた表情。被告は差し戻し控訴審で殺意や乱暴目的を否定したが、「被告の言動は芝居がかっており、命ごいをしているように感じた」。さらに「極刑が下されると信じている」としたが、そうでなかったとしても「その判決を真実と信じるしか、私にはすべがない」と複雑な心情も口にした。 被告からはこれまでに謝罪の手紙が4通届いたが、まだ開封していない。これについては「私だけにあてたはずの手紙の内容を弁護団が公開しており、裁判を有利に働かせたいという意図を感じる」と不信感を示した。 事件発生から9年が経過した。「人生が80年だとすれば、その10分の1を裁判に費やした。やはり長いと思う」。 今月14日の妻の弥生さんと長女の夕夏ちゃんの命日は仕事があったため前日に墓参りをし、2人に「一つのけじめがつきそうだよ」と語りかけたという。 「もし納得できる判決が出れば心は癒されるだろうが、私が被告に死刑を求めたという十字架を背負っていくことは変わらない」。4度目となる判決を前に、そう静かに語った。

Doがぞう