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光市母子殺害 元少年死刑判決
「被告人を死刑に処する」。裁判長に促されて立ち上がった男性被告は極刑が告げられると、裁判長、検察官、弁護団に一礼した。さらに、退廷の直前には手錠をかけられたまま立ち止まり、傍聴席の本村洋さんに向かって頭を下げた。
一方、本村さんは傍聴席で硬い表情を崩さず、判決の瞬間も男性被告の背中をじっと見つめていた。裁判長に深々と一礼したあと法廷を出ると、傍聴人から拍手がわき上がった。
男性被告はこの日午前10時前、5人の刑務官に付き添われて法廷に現れた。紺色のジャケットにオフホワイトのコットンパンツ。裁判官席に向かって一礼し、証言台に進み出た。
しかし、裁判長から「主文を後回しにして判決理由から述べるので、後ろのいすに座ってください」と告げられ、被告人席に着席した。身動きもせずに判決理由の朗読に聞き入ったが、弥生さん死亡の状況をめぐる被告人質問での供述を「不自然」と指摘されると、ため息をつく場面もあった。
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