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リーマン損失39億ドルに拡大
米証券大手リーマン・ブラザーズは10日、08年6〜8月期決算で、低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)問題に伴う評価損など78億ドルを計上した影響で、最終損失が39億ドルに膨らみ、2四半期連続の赤字になったと発表した。サブプライム問題のあおりで値下がりした証券化商品の評価損が響いた。 同時に、保有資産のうち最大300億ドルを別会社に分離するなどして大幅に圧縮することや1株あたり0.68ドルから0.05ドルに減配することを柱とする経営再建策も明らかにした。資産運用部門の株式55%を売却する交渉も進めているという。ただ、増資計画は発表に含まれなかった。 リーマンは08年3〜5月期決算で、評価損70億ドルを計上し、最終損失27億7400万ドルと上場以来初の最終赤字に転落。6〜8月期に追加の損失処理が必要になり、資本不足に陥るとの懸念が浮上していた。9日には韓国産業銀行との増資引き受け交渉が不調に終わり、必要な資本調達ができないとの観測からニューヨーク株式市場で売りが殺到。株価が前日比44.95%安の7.79ドルまで急落していた。決算の詳細は18日に発表する。

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