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ラモス怒り爆発 監督辞任へ
千葉がミラクル残留を決めた。残留にはF東京戦に勝ち、磐田、東京Vが引き分け以下という厳しい条件だった千葉は2点を先行される苦境に立たされたが、後半29分から6分間で3点を奪って逆転し勝ち点を38に伸ばした。磐田は大宮に、東京Vは川崎に敗れたため15位となり奇跡の残留を決めた。東京Vは復帰1年で降格となり、磐田はJ2で3位の仙台と10日と13日に入れ替え戦を行う。
名門に、無情な結果が突きつけられた。逆転で降格。昇格からたった1年でのJ2逆戻りだ。06、07年に監督を務めたラモス常務の怒りがついに爆発した。この日、スタンド観戦し、終了後はロッカールームに出向いたラモス常務は「素人が首突っ込むなって。一番の原因はやっぱりそこ。サッカーの神様が許さない」フロントへの不満をぶつけた。
3年ぶりにJ1に復帰した今季、サッカーの現場経験のない萩原敏雄社長、田中尚雅・前強化本部長ら主導で、強化が図られてきた。だが4月、昨季まで在籍したFWフッキを約5億円の移籍金で川崎から獲得したが、わずか3か月で放出するなど、チームづくりは迷走した。
今季、ラモス常務は監督を退きエグゼクティブディレクターに就任し、フロント入り。4月には常務取締役にも就任したが、ラモス常務によれば、昨年の12月を最後に強化などの相談を受けることはなかったという。「俺はただの飾り物だったんだ。1年間常務やらせてもらって、外から見たけど、ヴェルディを愛している人がフロントに入らないと無理。僕と柱谷をフロントの中に入れろって。2年間苦労して上げたのに、悔しい」と肩を落とした。
萩原社長は来季の体制について「まず監督問題をどうするか。月曜に役員会を開く予定。まだ何も決まってない」と話すにとどまった。だが関係者によると、柱谷哲二監督は、すでに辞任の意向を固めているという。後任は高木琢也コーチら、内部昇格を軸に人選をしていく模様だ。
萩原社長は「これからは若い選手を育てるようにしていく」と強化の方針転換を宣言。2度目のJ2降格は更に苦しいものとなるに違いない。名門に復活の日は訪れるのか。
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