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北朝鮮のミサイル発射
北朝鮮は5日午前11時半ごろ、日本海側の咸鏡北道舞水端里の発射施設から長距離弾道ミサイルとみられる飛翔体を発射した。日本政府はミサイルが東北地方上空を通過、一段目は秋田沖の日本海に、二段目は太平洋上に落下したと予測している。防衛省は迎撃措置を取らなかったと発表した。北朝鮮は事前通告通り「人工衛星」打ち上げのためのロケット発射と発表する見通しだ。政府は麻生太郎首相が安全確認などを指示、情報収集を急ぐとともに警戒を強化している。 政府は発射に対し「重大な挑発行為だ」と非難。「人工衛星」でも「弾道ミサイル計画に関連するすべての活動停止」を求めた国連安全保障理事会決議違反として、安保理協議に持ち込み、新決議採択を目指す。 日米両政府などは仮に人工衛星打ち上げ目的のロケットでも、米アラスカ州を射程に収めるとされる長距離弾道ミサイル「テポドン2号」と実質的に同じで安全保障上の脅威と分析。北朝鮮は核兵器保有も宣言しており、オバマ米政権と有利な交渉を進めるために米側をけん制する狙いもありそうだ。 北朝鮮は1月末ごろから、舞水端里にミサイルを積むコンテナのようなものを列車で運び込んだほか、多数のトラックや燃料輸送車などの活動を活発化させた。 3月12日には国際海事機関に4月4〜8日に発射すると通告。3月25日には発射台に「テポドン2号」とみられるミサイルの設置が確認されるなど準備を進めていた。

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