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関西独立Lが消滅危機
今年3月に開幕した関西独立リーグが、早くも存続の危機を迎えた。リーグから3月31日に支払われる予定だった4球団への「分配金」各3000万円がいまだに支払われていないことが19日、明らかになった。同リーグの中村明代表とも連絡がつかず、この日、4球団は大阪市内で今後について緊急協議を行い、存続に向けた方針を確認。20日に和歌山市内で合同会見を行う。女性プロ野球選手、吉田えり投手で話題を集めたが、早くも絶体絶命のピンチに立たされた。 「ナックル姫」で話題を呼んだ関西独立リーグが、開幕2か月を待たずして窮地に追い込まれた。 発足当初、リーグから各球団に分配金5000万円が用意され、入会金など2000万円を引いた3000万円が3月31日までに支払われる予定だった。期日になっても入金がなく、その後も何度も先送りにされてきた。 ある球団の首脳は「いつ聞いても『払えない』とは言わず、『払います、払います』と言って先延ばしにされていた」と怒り心頭。今月15日にも延期期限を設定したが、結局、振り込まれなかった。 同リーグはインターネットメディア事業などを行う株式会社ステラが運営。運営事務局の中村明代表とは現在、各球団代表とも「連絡を取れない状況」と声を合わせ、未払いに関しての明確な理由の説明もないという。 経営が波に乗るまで、分配金で当面しのぐ予定だった球団にとってはまさに大打撃だった。月20万円の選手給与や、球場使用料など月約600万円の経費がかかると見られ、神戸では今月16日、廣田和代球団社長が選手に「今月分の給料から支払えるかわからない」と5月末払いの選手への給与が遅れる可能性を説明。練習時間を短縮してファンサービスをすることを求められる“クラブチーム化”に、選手もあっけにとられていたという。 4球団はこの日、大阪市内で代表者会議を行い、今後の対策を協議。あくまでリーグを存続させる方針で一致し、スポンサー募集活動の強化、監督、コーチ、選手、職員の人件費カットを含む経費削減などを行い、運営会社とも前向きな話し合いを継続していく方向性を打ち出した。 20日に和歌山市内で4球団代表による合同会見を開く予定。だが、経営難の球団に追い打ちをかける今回のトラブルで、リーグの将来は全く見えなくなってしまった。

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