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ハッスルが分裂 新団体設立へ
04年1月4日にさいたまスーパーアリーナで旗揚げされ、「ファイティング・オペラ」をテーマにさまざまな話題を提供してきた「ハッスル」が分裂・消滅の危機を迎えた。 ハッスル最高顧問であったクォンタムジャンプジャパン株式会社・酒井正和代表が8日、都内のホテルで緊急会見を行い、最高顧問辞任と新団体「スマッシュ」の旗揚げを発表。イベント統括マネージャーに島田裕二、プロレス部門プロデューサーにTAJIRI、格闘技部門プロデューサーに小路晃、所属選手に大原はじめ、KG改め朱里を迎え、来年3月26日に新宿FACEで旗揚げ興行を行うことになった。 当初、酒井氏はハッスルエンターテインメントの山口日昇社長とともに新体制を確立し、12.25「ハッスル・マニア」から再スタートを切る予定であったが「ハッスルが抱える選手や業者への未払いなどといった諸問題や、目指すプロレス像に乖離(かいり)があった」ことから、ハッスルとの関係を解消。新たに「世界に通用する選手育成を目指したコンテンツ」として新団体スマッシュを設立することになった。 スマッシュはプロレス、総合格闘技、キックボクシングの3部門を柱とし、新宿を拠点に「地域密着型」の興行を展開。プロレスは3.26新宿FACEでの旗揚げ戦を皮切りに月1回、総合は4月か5月に同会場で旗揚げし、年3、4回を目標に定期的に興行を行っていく予定だ。 すでにスマッシュ所属となった選手たちは「レフェリーや後輩を育成すべく裏方業務も頑張りたい」(島田)、「スマッシュをやりたいことをやる実験の場にしたい」(TAJIRI)、「強い選手を育てて業界を盛り上げたい」(小路)、「世界に通用する選手を目指して大原はじめというブランドを高めたい」(大原)、「プロレス、総合で業界の頂点に立ちたい」(朱里)と新天地に向けそれぞれ意気込み十分。「破壊的ヒットを飛ばす」という思いを込めて名づけられたスマッシュのリングでの活躍を誓った。 なお、ハッスルの今後については現時点では発表はなし。とはいえ、最高顧問が辞任し、主要選手・スタッフが大量にスマッシュに移籍したことから現状での団体存続は難しく、12.25「ハッスル・マニア」の開催、そして今後の活動は極めて困難な状況となった。

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