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横綱朝青龍が引退
大相撲の横綱朝青龍が4日、現役引退を表明した。1月の初場所中に知人に暴行したとして厳罰が予想される事態となり、「大勢の人を騒がせて横綱の責任を大きく感じている」として引退を申し出た。歴代3位の優勝25回など実力と人気を兼ね備えた横綱はトラブルも多く、最後も不祥事で11年余りの土俵生活を終えた。 日本相撲協会は4日、東京・両国国技館で理事会を開催し、暴行問題への対応を協議。朝青龍は師匠の高砂親方とともに事情説明した後、理事会に引退の意向を伝えた。 国技館で記者会見した朝青龍は「けじめをつけるのは僕しかいない。(こういう形の引退は)自分にとっての運命じゃないかと思う」と語った。日本国籍を持たず、親方として残れないため、このまま相撲協会を去る。理事会後に臨時会合を予定していた横綱審議委員会も、引退勧告することでまとまっていたという。 朝青龍は初場所中の1月16日未明、東京都内で泥酔して、知人の男性に暴行したとされる。相撲協会はいったん厳重注意にとどめたが、その後、相手がけがをしたことなどが伝えられ、警視庁麻布署が関係者を事情聴取。相撲協会も調査委員会を設置していた。 横綱の引退は2003年九州場所の武蔵丸以来。 朝青龍は1997年に来日し、高知・明徳義塾高校への相撲留学を経て99年初場所初土俵。02年名古屋場所後にモンゴル力士初の大関となり、03年初場所後に大相撲68人目、外国出身者では3人目の横綱に昇進した。 05年の年間6場所制覇、年間84勝、史上初の7連覇などの記録を樹立し、先の初場所で北の湖を抜く25回目の優勝を果たしていた。

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