ざっくりかん

日本、中国とスコアレスドロー
岡田ジャパンに大ブーイングが浴びせられた。日本代表は6日、味スタで行われた東アジア選手権初戦で中国と対戦。平均身長で5センチ上回る中国を崩せず、0-0で引き分けた。後半37分にGK楢崎正剛がPKを止めて敗戦は免れたものの、2日のベネズエラ戦に続き2戦連続スコアレスドロー。W杯イヤーにもかかわらず、あまりにも内容に乏しい試合に、サポーターからはブーイングの嵐が巻き起こった。 スタンドにあいさつするイレブンに、第2次岡田ジャパンでは初めての大ブーイングが浴びせられた。場内インタビューに答えた岡崎の声も、激しいブーイングにかき消された。W杯イヤーに国内組主力を招集した2試合で、岡田ジャパン初の2戦連続スコアレスドロー。観衆は首都圏での土曜開催にもかかわらず、大分・九石ドームで行われたベネズエラ戦の2万7009人を下回る2万5964人。だが、ブーイングは空席の目立つスタジアム全体からわき起こっていた。 「ブーイングに関しては真しに受け止めるが、強いチームをつくるためにベストを尽くしているから、そういう評価は仕方ない。それを力にしてチームをつくっていくのが、私の仕事」 岡田監督は冷静に受け止めていたが、楢崎の好セーブがなければ負けていた内容に選手たちは厳しい表情だった。大久保が「ブーイング?当たり前でしょ」と言えば、平山も「しっかり受け止めて拍手に変わるようにしたい」と話した。2日のベネズエラ戦で怒り心頭だった日本協会の犬飼会長に至っては「選手のためにもいいことだし、どんどんブーイングしてもらいたい」とさらなる爆発を求めたほどだった。 ベネズエラ戦の4-4-2から4-2-3-1にシステムを変更。「動きが出るように4-2-3-1を取った。動きは良くなったしカバリングもできていた」。岡田監督は修正できたことを喜んだが、ボールを回すだけでチャンスはつくれない。ベネズエラ、中国といずれもW杯出場を逃した相手に対しチームのコンセプトを表現できなかった。「ホームでやる東アジア選手権なので、勝たなきゃいけないという結果に対しては責任を取らなきゃいけない」と初優勝を誓っていた東アジア選手権初戦で、引き分けに持ち込むのがやっと。先発復帰した玉田は「きょうの引き分けは評価してはいけない引き分け。チームとして機能していない」と厳しかった。 ロッカーに戻ってきたイレブンに、岡田監督は「悪いサッカーはしてない」と声を掛けた。試合後の会見でも「完全に満足してないが、今の時期にこういう試合ができた。W杯に向けてそんなに問題があるとは思っていない」と言い切った。強気な姿勢を崩さない指揮官だが、W杯4強という目標は遠くかすむばかりだ。

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