ざっくりかん
芸能人ID流出で元ホリプロ契約社員逮捕
インターネット広告会社「サイバーエージェント」が運営するブログサービス「アメーバブログ」で芸能人のIDやパスワードがネット上に流出していた問題で、警視庁ハイテク犯罪対策総合センターと渋谷署が17日、不正アクセス禁止法違反容疑で、大手芸能事務所「ホリプロ」元契約社員、岡田邦彦容疑者を逮捕したと発表した。
逮捕容疑は、昨年12月31日午後6時50分から7時にかけて、タレントの藤本美貴さんら4人のブログにIDとパスワードを勝手に使って侵入した疑い。岡田容疑者は今月10日付で懲戒解雇されたが、当時はホリプロ契約社員だった。
警視庁によると、同容疑者は藤本さんの他に音楽プロデューサーのつんく♂さん、タレントのジャガー横田さん、モデルの桃華絵里さんのブログに計5回侵入。ブログに「お年玉」と題した画像を張り付け、クリックすると芸能人ら445人のIDやパスワードが記されたエクセルファイルが見られるようにした。「お年玉」だけに、画像は1月1日午前1時1分1秒に現れる手の込んだものだった。
同容疑者は、自宅のパソコンからでは通信履歴が残るため、不特定多数が利用する無線LANを悪用。品川区内の中華料理チェーンの無線LANからアクセスしたが、その際も「客へのサービスで設置していても電波は店の外にも出ているので、店の近くのベンチに座ってアクセスしていた」。
“さらされた”ファイルはどうやって入手したのか? ファイルはサイバー社の内部資料なのだが、岡田容疑者は07年秋からホリプロのホームページ制作を担当していた。それで付き合いのあったサイバー社の女性社員が、09年8月に岡田容疑者に仕事上のメールを送る際、誤って添付してしまったという。流出したパスワードはサイバー社が1月2日正午までに変更し、悪用はされなかったとされる。
容疑を認めているという岡田容疑者は、「自分が重要なファイルを持っていることを誰かに伝えたかった。周囲が休んでいる中で、朝早くから出勤して疲れており、正常な判断ができなかった」と供述しているという。
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