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大久保コーチ 雄星らに暴力
西武・大久保博元2軍打撃コーチが22日、電撃的に解任された。西武球団が22日付で球団本部長付とする人事を発表、コーチとして不適切な行為があった疑いがあるためとしている。 関係者によると、ドラフト1位ルーキー、菊池雄星投手ら2軍選手への暴力行為と金銭トラブルが解任の原因という。 大久保コーチは「アーリーワーク」と呼ぶ早朝練習に遅刻すると「1分につき1000円」など独自の制度を設けて選手から罰金を徴収。その罰金をもとに食事会などを開いて還元していたものの、選手の不満は募っていた。大久保コーチは、かねてから罰金制度に反対していた雄星に対し、感情的となり暴力行為をしたとみられる。 大久保コーチは、西武の1軍打撃コーチに就任した2008年、知人女性の腕などを殴り、軽いけがをさせたとして、09年4月に略式起訴された。スキャンダルの責任をとる形で、08年オフに1軍打撃コーチから編成担当に配置転換されている。また熱血指導で定評はあったが、行き過ぎた言動で選手とのトラブルも絶えなかった。 プロ7年目の松坂健太外野手も大久保コーチとの関係がうまくいかなかった一人だ。今季開幕直後から体調を崩して入院するなど練習を休んでいたが、今月に入って練習に復帰しようとしたところ、長期離脱を快く思っていなかった大久保コーチに合流を拒否された。また、首脳陣を含め絶対禁酒の選手寮で、雄星ら若手選手を前に飲酒するなど、選手の大久保コーチに対する反感が高まっていた。 暴力行為を受けたとされる雄星は甲子園を沸かせた岩手・花巻東高時代、「20年に一人」といわれる剛球左腕として話題に。メジャー球団も獲得に名乗りをあげる中、昨オフのドラフトで6球団競合の末、西武入りした。しかし、プロ入り後は伸び悩み、5月4日に2軍戦で公式戦初勝利をあげたが、その後、左肩に痛みを訴え、22日のフレッシュオールスター出場を辞退していた。 23日、埼玉県所沢市の西武第二球場で行われた2軍練習には雄星も参加。報道陣の問いかけには無言を貫いた。前田康介・球団本部長は「今のところ調査中」と説明するにとどまった。

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