動く絵文字

のりピー映画完成!梨元さん遺作本もとに
21日に亡くなった芸能リポーター、梨元勝さん(享年65)の著書「酒井法子 隠された素顔」を映画化した「刹那」が完成し27日、都内で極秘試写会が行われた。梨元さん自身が出演し、突撃リポート姿も収録されており、笠原正夫監督は「やっとここまで来たよ」と天国の梨元さんに報告。今秋の公開を目指す。 同作は、「多くの人に薬物の恐ろしさを知ってもらいたい」と梨元さんが筆をとり、昨年10月6日に発表した著書を原作に、事件の真相に迫るドキュメンタリードラマ。梨元さんは取材現場での中継や突撃リポートをする本人役で計20分登場。昨年12月、ひざの痛みを抱えながら九州に飛び、酒井の最初の継母にインタビューした貴重なシーンも収められている。 この日、東京・銀座で行われた試写は、マスコミ関係者を一切シャットアウト。映画関係者によると、ドラマ部分で女性記者に扮した主演女優の街田しおんをはじめ、スポンサー、配給会社など約40人が集まったという。 上映後、笠原監督は「ここまで来られてうれしい。梨元さんにも見せたかった…」と唇をかんだ。 完成までには紆余曲折があった。製作発表は、昨年11月下旬、同10月のドキュメンタリー部分のクランクイン後に行われたが、主演予定だった女優、えまおがイメージダウンを危惧し撮入前日にドタキャン。資金繰りも困窮し、今年1月公開予定が大幅に遅れ、完成に黄信号がともったこともあった。 だが、笠原監督は、今月8日に病院を見舞った際、「編集長役を演じたかった」と最後まで映画を気にしていた梨元さんと交わした「命をかけて映画を撮ろう」との約束を胸に何とか試写にこぎつけた。 とはいえ、梨元さんの悲願だった酒井本人のインタビュー出演は実現できていない。笠原監督は、関係者を通じて現在も粘り強くインタビュー交渉を行っており、「秋の公開前日まで粘るつもり」と強い意志を見せていた。

ざっくりかん