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押尾被告は無罪主張
合成麻薬MDMAを一緒に飲んで容体が急変した飲食店従業員、田中香織さんを放置して死亡させたとして、保護責任者遺棄致死など4つの罪に問われた元俳優、押尾学被告の裁判員裁判の初公判が3日、東京地裁で開かれた。押尾被告は「私は田中さんを放置していない。私は無罪です」として、保護責任者遺棄致死罪やMDMAの譲渡について無罪を主張した。
公判は17日の判決まで計8回開かれる。検察・弁護側合わせて19人の証人が出廷する予定で、証拠約90点が取り調べられる。証人として出廷するのは、救命救急医や過去に押尾被告から薬物を渡されたという女性、遺族など。被告人質問は13日に行われる予定。
検察側は、田中さんに異変が起きてから死亡するまでに約1時間あったとみており、「すぐに救急車を呼べば助かった可能性があった」と主張していく。
これに対し弁護側は「異変から死亡まで30分程度しかなく、救命可能性はなかった」との立場。「MDMAを持ってきたのは田中さんで、保護責任者遺棄致死罪は成立しない」としている。
押尾被告は昨年11月、MDMA使用の罪により東京地裁で執行猶予付きの判決を受け確定している。
起訴状によると、押尾被告は昨年8月2日、東京・六本木のマンションで、一緒にMDMAを服用した田中さんの容体が急変したのに放置し、死亡させるなどしたとされる。
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