Doがぞう

北かばう中国への不信高める韓国
北朝鮮が韓国・延坪島を砲撃したことへの中国の対応をめぐり、韓国で不信感が高まっている。中国が北朝鮮を擁護しているためで、韓国メディアは北朝鮮が今後、挑発をエスカレートさせ、大きな紛争が勃発した場合、中国への打撃も小さくない、と警鐘を鳴らしている。 「今回の事態を『南北双方』の過失と見なそうとする意図がうかがえる」。韓国紙、朝鮮日報の11月25日の社説は、北朝鮮が先に延坪島を砲撃した事実に目をつぶって双方が同時に砲撃したかのように報じた中国メディアに不快感を示した。中国が北朝鮮を批判せずに突然、6カ国会合を提案したことも韓国を憤らせている。 中国のこうした態度について、26日の韓国紙、中央日報は「瓶の中の鼠を捕まえるには瓶が丈夫である必要がある。鼠を捕まえる棒で瓶が割れるためだ。瓶に穴があってもダメだ。隅に追い詰めた鼠が逃げるからだ」とし、「深刻な穴がある。それは中国だ」と指摘する。 ロシアの姿勢は、中国の態度とは異なる。ラブロフ露外相は「攻撃した側は相応の責任を負う」と強調、北朝鮮を批判した。朝鮮日報社説は「ロシアなら延坪島の様子をはっきり見えるのに、中国には見えないのか。目が悪いからでなく、地域大国として責任感がないからだ」と論じる。 中国は、韓国哨戒艦撃沈事件に関する国連安保理の議長声明に、名指しの北朝鮮非難を盛り込むことに反対した。北朝鮮が最近、ウラン濃縮施設を公開した問題でも、北朝鮮をかばい続けている。韓国にはそもそも、北朝鮮が濃縮施設建設に必要な資材を持ち込むことができたのはなぜなのか、といぶかる声も強い。「中国が(濃縮問題で)黙認したり肩を持ったりするのなら、北朝鮮の核武装を幇助した責任は免れない」との声も出ている。 国連の北朝鮮制裁が効力を失っていると指摘される今、北朝鮮を手なずけられるのは中国だけだ。朝鮮日報社説は「脱冷戦時代に入り、米国と中国、日本と中国の長年の敵対意識は薄れており、中国の繁栄はこうした平和な構図によってもたらされたものだ」とした上で、北朝鮮をコントロールできず「朝鮮半島が戦火に包まれれば、中国の繁栄も間違いなく根底から揺らぐ」とし、北朝鮮の暴走を抑えるよう中国に呼び掛けている。

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