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八百長認めた千代白鵬&竹縄親方に給与支給
日本相撲協会は9日、両国国技館で臨時の理事会と師匠会を開き、八百長関与を認めている十両千代白鵬と竹縄親方に給与を支給することを決定した。八百長問題の全容が解明されておらず、千代白鵬と竹縄親方に対しての処分が決定していないことから給与が支払われる。また春場所の番付発表は行われず、1月26日の番付編成会議で決定した春場所番付の早見表に基づいて、十両以上の関取と親方らには通常通り給与を支給する。
理事会、師匠会後に会見に臨んだ放駒理事長は、八百長関与を認めている千代白鵬、竹縄親方、恵那司に関して「難しいところだが、調査委員会の調査が終わって、その報告を聞いてからの処分ということに決めているので、その処分が出るまではこのままということになる」と、給与を支給する方針を明かした。
1月26日の番付編成会議で決定した春場所番付の早見表に基づいて、十両以上の力士に給与が支払われる。当初2月28日に予定していた番付発表は行わず、番付は内部資料として28日に各部屋に配布される。現時点で千代白鵬と竹縄親方が給与支給対象者で、三段目の恵那司は当てはまらない。
放駒理事長によると、この日の理事会、師匠会で千代白鵬と竹縄親方への給与支給に関しての議論はなかった。すでに千代白鵬は引退届を協会に提出しているが、協会はこれを受理していない。ある親方は「受理していないので仕方がない。千代白鵬について公に八百長のことを発表していないのだし」と、複雑な胸の内を明かした。
また、一連の八百長問題の発端となった者への給与支給に葛藤はなかったのかと問われた放駒理事長は「考えましたけれども、処分が終わらないまま、きちっとした結論を出す前にそういうものはいかがなものかというものもある」と、苦渋の決断だったことをうかがわせた。
今月28日までに全容が解明され、千代白鵬の引退が受理されれば、給与を支給せずにすむ。だが八百長問題は現実的には長期化が必至の状況で、千代白鵬と竹縄親方に給与が支払われることになる。
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