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硫酸で失明女性、報復の免除希望
イランのシャルク紙は21日、女性の顔に硫酸をかけて失明させたとして、同じ方法で視力を失わせる刑が確定していた男性について、この女性が手術代200万ユーロ(約2憶3000万円)の支払いと引き換えに刑執行の免除を希望していると伝えた。
2004年に発生したこの事件では、マジド・モバヘディ受刑者が、プロポーズを拒否されたことを理由にアメネ・バハラミさんの顔に硫酸をかけ、両目を失明させた。バハラミさんは同受刑者に対し、同様に硫酸をかけて失明させるよう求め、2008年に刑が確定。しかし、刑の執行は予定されていた先週になって延期されていた。理由は明らかになっていない。
バハラミさんはシャルク紙とのインタビューで、執行延期の決定には関わっていないとした上で、スペインで受けている顔の手術が終了するまで刑を執行しないでほしいと述べた。また、同受刑者が200万ユーロの手術代を肩代わりするならば、刑執行に対する考えを見直す準備があることを明らかにした。
モバヘディ受刑者の弁護士は、バハラミさんの申し出について感謝の意を示し、「経済的に安定した生活を送るため、200万ユーロを大きく超える額を要求することはアメネの権利だ」と指摘。その一方で、同受刑者の家族がその額を支払うことは非常に困難だとの見解を示した。
刑の執行をめぐっては、人権団体アムネスティ・インターナショナルが停止を求めるなど、世界で大きな注目を集めている。
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