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休止のゴマキ、芸能界は引退せず
ゴマキが来年から無期限活動休止−。アイドルグループ、モーニング娘。の元メンバーで、歌手の後藤真希が22日、年内いっぱいで芸能活動を休止すると公表した。昨年1月に母親を亡くしてから心に大きな穴があいたことで自分を見つめ直し、悩んだ末の決断。13歳から芸能界の第一線を走り続けた後藤は「ゴマキではない自分、普通の自分に戻ってみたい」と直筆メッセージで心境を吐露した。
中学2年だった1999年にモー娘。入りし、「LOVEマシーン」を大ヒットさせて国民的グループに押し上げた後藤が、突然の休業宣言だ。この日、直筆文書で「来年1月から芸能活動を休止します」と宣言した。
その中で、昨年1月に自宅3階から転落死した母、時子さん(享年55)に触れ、「母という強くて大きな支えを失い…大きな穴が埋められないままなんです」と胸中を吐露。母の死をきっかけに「自分の将来を考えるようになった」と決断のきっかけを綴った。
続けて「今までずっと誰かのために生きてきましたが、今度は自分のために生きてみたいと思うようになりました。ゴマキではない自分、後藤真希という普通の自分に戻ってみたい」と活動休止を決めた思いを打ち明けた。母を失った喪失感と虚無感は大きく、3月からスタッフと話し合いを進め決断したという。
小学6年だった96年10月、父、勝一さんが栃木・男体山でロッククライミング中に転落死。以来、時子さんが都内で飲食店を経営し、三女の後藤ら4人の子供を育て上げた。後藤がモー娘。に応募したのは家計を助けたい一心からで、16歳だった2002年、時子さんに総額1億円を超える一軒家を贈っている。
しかし、弟(24)の事件が後藤に暗い影を落としたことも。一時アイドルユニットで活躍した弟は結婚して2児をもうけたが、07年10月、強盗傷害容疑で逮捕。翌08年5月に懲役5年6月の実刑判決を受け、服役中だ。後藤は弟の事件後、所属していた「ハロー!プロジェクト」を脱退して自ら謹慎した後、再起をかけて08年6月にエイベックスに移籍した。が、その1年半後に精神的支柱だった母を亡くした。
ただ、「今回の活動休止と弟の事件は関係ありません」といい、メッセージの中で後藤は「ゴマキでない自分は一体、何がしたいのか、何ができるのか、考えたり挑戦したい」と前向きな姿勢を表明。エイベックスとの契約は来年以降も続ける予定で、決して引退ではない。
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